番外編「これを読めば、あなたもボジョレー・ヌーボー通？！」 | スタッフおすすめ情報

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みなさん、こんにちは！
今回のスタッフおすすめ情報は今月の15日に解禁されるボジョレー・ヌーヴォーについてのご案内したいと思います。
これを読めば、あなたもボジョレー・ヌーヴォー通になれるかも！

ボジョレー・ヌーヴォー（Beaujolais Nouveau）とは、フランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯のボジョレー地区で生産されるその年の「新しい」赤ワインのことです。
ヌーヴォーはフランス語で「新しい」という言葉なのでボジョレー・ヌーヴォーは「ボジョレー地区の新酒」という意味になります。

ところで、みなさんはボジョレー・ヌーヴォーの解禁日がいつだかご存知ですか？
ちょっとワインに詳しい方ならすぐにおわかりになるのかもしれませんね。
今年は11月15日（木）がボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。昨年は11月16日（木）、そして、一昨年は11月17日（木）でした。日にちがバラバラですが、1つだけ共通点があるんです。
それは・・・11月の第3木曜日ということ。

そもそも、当地の農民たちが収穫を祝ったのが始まりとされており、本格的に輸出が始まったのは1960年台の後半、当時は11月15日が解禁日でした。その後、1984年頃に現在の解禁日である「11月の第3木曜日」に改められたそうです。

解禁日が定められた背景を調べてみたところ・・・・
「ボジョレー・ヌーヴォーは売れる！」と目をつけた業者が、一日でも早く出荷しようと、ボジョレー・ヌーヴォーが十分に出来上がっていないにもかかわらず、解禁日前に競って販売しようとしたため、「これではいけない」と法的規制したそうです。
また、こんな説もありました。当初決められていた解禁日は11月15日。
でも、毎年15日に決めておくと、年によっては土曜日や日曜日となってしまうこともありました。
出荷しようにも「休みだから」と運送業者が動いてくれず、解禁日にワインが届いていないことも・・・。
こんな背景から「第三木曜日」に変更されたのだそうです。

ボジョレー・ヌーヴォーは、その年に収穫されたガメ種のぶどうを使っており醸造期間はわずか数ヶ月だそうです。決して「価格が高い」高級ワインではありませんが、渋みが少なく、口当たりも軽め、独特の製法で製造されているので、ごくわずかながら炭酸ガスが含有しています。お値段も手ごろで比較的飲み易く、そして、この時期だけという「風物詩」として日本ではなくてはならないものになっています。

そして、日本では時差の関係でフランスよりも早く解禁日が来るんです。フランスで造られたワインがフランスよりも早く飲めるというのは、なんだか得した気分になっちゃいます！